おそらく、代官山という街には日常性をあまり感じられないからだ。 ハイセンスなアパレルショップが並び、蔦屋書店が鎮座する。山手通りは綺麗に区画され、街を歩くのはモデルのような人たちだ。 ヒルズがそびえ立ち、ネオン輝く六本木だって、本来はエモくない街だ。 でも、「ホテル」という言葉があるだけで、グッとエモくなる。ここで、舞台がザ・リッツ・カールトンやグランドハイアットだったら「華やかだな」で終わる。心は動かされない。でも、「六本木通りから一本入った」、「有線が流れるホテル」だと、エモくなる。大事なのは、華やかさと日常感のバランスだ。 では、代官山の描写をエモくするには、どうすればいいか?
発売日 2012年12月05日 作詞 Iwao Yamaguchi 作曲 苦しみにもがいている君に この想い伝えたい いつか時がすべてを洗い流し いつか苦しみも消える事 果てしないこの宇宙の中 一瞬のこの命 悩み苦しんだ長い日々も すべて束の間の夢だから Oh, Yeah!
1』の歌詞は教えているように思います。 「No. 1」を目指す主人公の想いを考察! 『No. 1』を目指して懸命に行動する歌詞の主人公ですが、その道のりは決して楽なものではないでしょう。 2番サビ後には、以下の歌詞が登場します。 No. 1 歌詞 「DISH//」 成功者が語ってきた名言や前例と自分を比べて、自分はまるで違うと悟っているようです。 そのうえで、自分は成功できないのではないかと不安になっている様子が浮かびますね。 しかし、成功者と同じ道を辿れば、果たして自分も成功できるのでしょうか。 少し戻って、1番Aメロ部分の歌詞を見てみましょう。 No. 1 歌詞 「DISH//」 「揺るがない答え」=つまり、何があってもブレない絶対的な答えですね。 ただし、主人公は「絶対的な答えを探すよりも無限の疑問を問い続けたい」と願っています。 この歌詞は、「世の中に答えは1つではない」ことを示しているように考えられます。 世間的に「正しい」と言われていることが、必ずしも正しいものとは限らないですよね。 歌詞の主人公は「これが正しいことなのか」と常に問いかけながら生きていたいと思っており、それは「自分なりの成功方法を見つけたい」という意味にも解釈できます。 なぜ主人公はそう思うようになったのでしょうか。 曲後半の下記のパートを見てみましょう。 主人公が辿っていくのだから、「こぼして来た涙」「足跡」は主人公より前を歩いている人のものですよね。 主人公が追っている人物であろうことから、「こぼして来た涙」と「足跡」は『No. 1』のものではないかと考えられます。 つまり、「『No. 1』もかつては主人公と同じように必死に歩き、涙を流すほど辛い経験もしてきた」とこの歌詞は示しているのではないでしょうか。 すごい人物のように見えても、過去にはみんなと同じように悩みながら、なんとか今の地位に辿り着いたのでしょう。 誰かの真似をすれば辿り着けるほど、『No. 1』になるまでの道のりは決して楽なものではありません。 時には迷い、時には辛くて涙することもあるのでしょう。 主人公はそう知ったうえで、自分なりの成功方法を探しながら、理想へと突き進んでいるように思えます。 「自分らしく生きていこう」と思える歌詞 TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』OP主題歌に起用されているDISH//の『No. 1』。 歌詞の主人公とNo.